Strawberry & Wine - My Bloody Valentine

アーティスト名:
My Bloody Valentine
リリース年:
1987

ライブでもほぼ黙殺されているこの時代の彼らを愛する者は意外にも多い。私のように当時を知るファンだけでなく、The Pains Of Being Pure At Heartなどのシューゲイズ第三世代にまでもその影響は明らか。Marychain影響下のC86サウンドでありながら、メロディーラインの秀逸さには舌を巻く。単純に切なく甘いポップチューンなら凡百のギターポップバンドでもお手のもの。しかし彼らの場合、いわゆるギターポップにありがちな愛らしさが欠如している。そこに入り込むものがKevinとBilindaの儚く官能的なツインボーカルであり、全てはそこに集約されていく。その後「Isn't Anything」「Loveless」とサウンドは変化しても彼らの本質はこの時点からさして距離はないようにも思える。