Elliott Smith/Figure 8

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ellio8.jpg 9月の末って一番好きな時期なのに、今年は変なもの悲しさだけが漂うのはなんでだ、まあ気分的なものなんだろうけど。 RoINDEXの昌史さんのネットラジオにてエリオット・スミスの曲を耳にした。 長い間、いつかじっくり聴いてみたいと思いつつ機会を逃してしまい、今回やっとCDを手に入れた。 個人的には"Son Of Sam"や"LA"のようなポップな雰囲気をもったバンドサウンドが好きで、この2000年にリリースされたアルバムを一番に聴いてみたのだけれど、その他のアコースティックなナンバーも静かでありながら聴き手の意識を他に向かわせないメロディーセンスは卓越したものがあります、アルバム全曲聴かせどころがあるなんて並大抵の才能じゃできないだろうな、ある意味、すごく真っ当なポップセンスを持った人だったんだろうけど、それが繊細すぎたのか...彼はもうこの世にはいない。 あまりにも聴く側の近くで鳴りすぎる音。 なのに微妙に突き放したような風情もあり、その距離感がエリオット・スミスという人の「思い」のような気がした。 http://www.elliottsmith.com/

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