映画「ハイ・フィデリティ」〜ああ、やっぱりオタク。

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hifi.jpg そういえば見損ねてたな〜、テレビつけたらたまたまやっていたので見てみた。 公開当初、音楽ファンの間ではかなり話題でしたね、30過ぎのロックオタク男の情けないお話。 しかし、私なんかはストーリーそっちのけで、主人公ロブのやってるレコードショップ(あくまでビニール、CDもあるけど)の店内に置いてある、あれやこれやのレコードのジャケットが気になって仕方がない、お〜っ、スペースメン3、MX-80 SOUND!、スリッツ!! ロブが雇った強者バイト二人が「週3日のバイトなのにこいつらは毎日店に来る」といったくだりにゃ、思わずニヤリとさせられてしまう。(私も絶対そうなると思う) でもよう、ロブ、オタクとか情けないとか言ってるわりには、結構いろんな女の子とくっついたり離れたり繰り返してるよ、やたら惚れっぽいし浮気するし。本当のオタクは初めっから女っ気ナシじゃないの? その点、バイト二人衆(ディックとバリー)は女方面には恵まれてないようだな、ま、鞄斜めがけのいかにもオタクなディックには店に来たグリーンディファンの女の子といい感じになっておめでたい。 ディックは物静かな感じで、私はこういう男の子って好きだけどな、音楽の知識も豊富そうだし。バリーはなかなか皮肉ぽくて思わず笑えることも言うけど、うるさいからどうでもいいや。バニーメンの「キリング・ムーン」の7インチを探しに来た客に「エコー(アメリカじゃこういう風に呼ぶのか)を聴いてこれ(メリーチェインのサイコキャンディを取り出す)を知らないなんて!」とか叫ぶところはいいけどな。 そんなことで、音楽方面に気が取られすぎてロブと付き合った女の子5人との関係性があやふやでした、DVDが安く出てるので買ったてみようかなあ。 しかし、こんな映画日本じゃ無理だろうね〜、なんでロックオタクってこっちじゃオーバーグラウンドで取り上げられることがないんだろう、他のオタクとちがってちょっとクールな印象があるからか? あ〜、私も筋金入りのオタクです、なにせ、小学校の卒業アルバムで「将来の夢=レコード屋さん」と書いたような人間だから..そんな認識を新たにしたハイ・フィデリティでした。 http://www.movies.co.jp/hifi/cast.html

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