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前回採用したMichelin X-ICE XI3が5年経過し、そろそろ交換時期と見てX-ICE SNOWに交換しました。今回は予算の都合もあり新品ではなく1年落ちの2022生産品をそこそこの値段で入手。ゴム臭や固さは問題ないように思えたので、あとは今後の性能経過がどう出るかです。

ひとまずドライ路面での印象としては、乗り始めの腰砕け感はなく、ドライ性能は上がっているように見えます。ただし前回のXI3はほとんどノイズがなく、エンジンノイズが気になるほど静かだったのに比べると、かなりの高周波音があります。前々回のX-ICEのようなミュー音とは違い、フー音が速度域に関わらず出る感じです。これはもともとそうなのか1年落ちモデルだからかは不明。ハンドリングはクイックでサマータイヤからの乗り換えでも違和感がなく、よい感じです。

2023-2024の冬季1ヶ月程度ではまだ本格的な雪路面になっておらずスノー・アイス性能はこれから確認です。

POLO 1.2 TSI (6RCBZ) 車検6回目

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14万kmを優に超えたPOLOに車検時期がきました。事前にD見積を取ったところなかなか莫大な金額となったため、不具合チェックだけお願いすることとし、初めてD以外のショップで車検を受けることにしました。

事前チェックではD/Sブーツの破れが確認され、これは経年から考えて致し方ないところ。車検不通過となるのはおそらく片側だけですが、いずれもう片方も同様の結果になることを考え、両方とも交換するプランを立てました。しかしチェックから車検日までの間は1ヶ月以上あり、その間に長距離ランを予定していたため、その間に症状が悪化しないかかなり心配となるところでした。

長距離ランは中部方面で、自宅の海抜100m前後からまず800m台、そこから2100mを超えるところまで上がって(国道標高第2位の地)また800m台に戻ります。その後1600m台に上がり、300m台に下がり、700m台、1000m台、600m台と移動します。そこからまた1000m台、1200m台、1400m台と上がってからダウンヒル国道を600m台まで下がり、またまた1000m台に上がり(高速道路最高地点)、その後帰宅するルートです。この標高経過だけで経由地がわかる人はすごい。これだけのアップダウンを繰り返し、果たして穴の空いたD/Sブーツとシャフトそのものが持つのかかなり心配で、実際登り地点では若干のジャダーも感じましたが、なんとかこの長距離走は完遂しました。

今回の整備ポイントは左右D/Sブーツ交換、プラグ交換、オイル交換、オイルフィルタ交換、エアクリーナーフィルタ交換、エアコンフィルタ交換です。その他は車検の標準作業というプランでした。

そして作業を依頼したのはまたまたこちらのお店です。詳細な作業状況をレポートしてくれています。D/Sはブーツ交換でシャフトには特段の問題はなし、エアクリーナーエレメントは新品同様だったとのこと、しかしエアコンフィルタはひどい汚れで、ついでにブレーキフルードがダメになっていたようで交換となりました。直前の長距離走ではD/S負担を考えあまりエンブレを激しく使わないようにしたものの、Fブレーキパッドもさほど余裕がないのでほどほどにしていたのですが、やはりここのところの超高温が影響したのでしょうか。長距離走中にブレーキトラブルが起きなかったのは不幸中の幸いです。

それなりに費用セーブができたはずで、そろそろ冬タイヤの交換(NEWタイヤに)時期でもあり、なんとかその費用を捻出することができそうです。

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12年134,500km走行のPOLOは先日定期点検が完了。数年前からリヤゲートダンパーがヌケて、ハッチを開けただけでは上まで上がらなくなっていました。補助してやればトロトロ開くので、実用上さほどの問題ではなかったのですが、交換してみることにしました。

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例によってパーツのパルカでMeyle製品を購入。2本で5,000円以下、純正品の半額程度でしょう。

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ものとしてはほぼ同じです。元のダンパーはスペイン製の模様。

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ぱっと見どう外すんじゃ、と思案しましたが、少し調べると単に留め具で止まっているだけのようなので、マイナスドライバーでめくるようにするだけで固定が外れます。めくるだけではダンパーは外れませんが、留め具がめくれた状態で抜けば外れます。

片方のダンパーを外してから、ハッチを支えのない状態(片方のダンパーだけで支える)にしてしまうと危険です。ハッチは手で固定するか何かで支えておく必要があり、その状態で新しいダンパーを付けることになるので、全て手元に揃えておくなど準備が必要です。

今回は手で支えて作業しましたが、ハッチを手で支えながらもう片方の手で留め具をめくってダンパーを外すのは、素人にはまあまあアクロバティックですけどね。誰かにハッチを支えてもらうなどすればよいかもしれません。

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上下ピロボールにカポッとはまっているだけのようです。純正品はあまりガタがなかったのですが、交換品は結構ガタつきが大きくグリスも多め、そこそこ回転するのですが、開閉は問題なし。ちょっと開けたらアッパーカットをくらうくらいの開き具合になりました。これにて作業完了、やってみればそんなに難しいものではないようです。

繰り返しになりますが、片方のダンパーを外した時にもう片方1本だけで支える状態にならないよう、あらかじめハッチの支えをしておくか、手でハッチを支える場合は交換品をすぐに取れる場所に置いておく必要があります。思わぬ事故の原因になる場合があるので十分注意が必要です。

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2022年は私事で冬場も毎日クルマを出すことになり、スタッドレスタイヤの磨耗が気になるところでしたが、いつもより2週間ほど遅く4月頭に夏タイヤにチェンジしました。その時は特段の問題を感じなかったものの、しばらくしてよく見ると、タイヤのサイドエッジに結構なひび割れを確認。去年まではなかったのに今年になって急に割れてきました。それでも6月ごろまではまあまあという感じでしたが、6月後半から急に暑い日があって、やはりバーストなども心配になります。そうなると乗心地も気になるようになり、やはりゴツゴツした感じが目立つようになってきました。前回交換から5年程度、溝はまだまだ十分残っていますが、クルマの寿命が来る直前にタイヤがダメになって交換してしまうと、クルマの寿命がきたらタイヤライフをかなり残したままさようならになってしまうので、早めに交換すべく検討に入りました。

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185/60R15というサイズはことMichelinではEnergysaver+くらいしかなかったのですが、最近になってPrimacyに該当サイズが追加になり、さらに電動車向けのe-Primacyが追加になりました。転がり抵抗がかなりよくなったとのことですがウェットグリップが落ちるらしく、ちょっと気になるので、まずは Primacy4をセレクト。しかも価格的に5年前のEnergysaver+と変わらないので、選ばない手はありません。

しかし発注するとPrimacy4はメーカー在庫がなく9月になるとのこと、これでは酷暑の中ひび割れたタイヤで走ることになってしまうため、やむを得ずe-Primacyにチェンジして発注しました。金額的には1本1,000円程度の違い。

かなり前、Peugeot時代にPrimacyを使うかどうか考えていて、その頃は高かったのでパスしていたのに、ベーシックタイヤのような扱いになっているのが面白いところです。

またもこちらのお店の世話になって交換作業を済ませ、走り出したところ、乗り味はかなり変わりました。5年走ったタイヤからのチェンジなので印象が違うのは当然ですが、かなりふかふかとした感じ。実際コンパウンドもつついてみるとかなりソフトに感じます。12年走ってへたったサスペンションでもまあまあの乗り味になります。これはいい感じ。ドライ路面は交換しただけで十分価値があったと言えます。なんとなくどろーんとした、ぬめぬめとした感覚で個人的には好みです。国産タイヤはエッジの効いたグリップとか言いますよね。

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それと、これもニュータイヤなので当然かもしれませんがトラクションが格段に向上。最近どうも周りに置いていかれることが多かったので、結構はっきりと良くなったことがわかります。あまり踏んでいると駆動系に負担がかかるか。

ちょうど交換2週間ほど前に高速道で豪雨に遭い、なんとか切り抜けたものの数回ハイドロプレーンになりかけましたが、それでもだいたい安定していたEnergysaver+から、このe-Primacyに変わってどのようにウェット性能になるのかが見ものです。また肝心の燃費は今のところ目に見える変化はなし。ロングドライブで違いが出るか確認したいところです。

後日記:燃費についてはまだ顕著な伸びは見られず。遠出したときにどうかです。それより変わったのはリフト&コースト時の滑走感。確かに転がり抵抗は少ないわ、と感じられます。高速道路でリフトしたときのスピードの落ちがかなり少ない印象です。滑走時間が長めなので、エンジンブレーキを多用する場合は要注意。それでいてトラクションはよいので、前後方向の特性がかなり違うように感じられます。ぶかぶかしているわけではなく普段のあたりがソフトなので、GOLF的な特性になったように思えます。購入検討中の方は、価格改定前にGETしておくとよさそう。

前回インタークーラーガスケットを交換してやれやれと思っていたら、ある日車庫の床にどうも油の跡が。付いていない日もあればそこそこの油量の日もあり、車検やその後の補修から日も経っていないのになんだと思いよく見てみると、どうもタイミングチェーンカバー付近からの油漏れの模様。下に垂れるほどなので、にじみ程度ではなくそこそこの量が出ているんでしょう。アンダーガードにかなりのしたたりがあり、穴から下に漏れたようです。

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このクルマは以前からタイミングチェーンが冷間始動でガリガリいうので、嫌な感じではありましたがしばらく様子見。しかし次第にどこでも漏れるようになってきたので、ディーラーに相談すると、チェックすら予約が必要とのことで日を決め、点検してもらったら、タイミングチェーンのガスケット交換と相成りました。車検から3ヶ月程度なんですがその時は様子見、その後さらにガスケットが劣化した模様。まあ、早めに指摘があったところで金がかかることに変わりはありません。やむなく年末に入庫して修理、帰ってきた時にはオイル漏れは止まっていました。

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年が明けてしばらくは問題なく、どちらかというと年末からの大変な大雪に悩まされていたところ、またもオイル漏れを発見。さすがにがっかりしました。今度はタイミングチェーンカバー付近に滲みはなく、しかし地面への落ち方は同じような感じ。目視では場所が特定できないので、またディーラーで点検を依頼すると、今度はオイルフィルターのガスケットらしい。これが奥側のパーツでもあり、その前にウォーターポンプの脱着が必要ということでなかなか手間のかかる場所。ディーラーでの見積もそこそこの額となったため、またもこちらのお店の世話になることになりました。それでも結構しましたが多少は助かります。

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オイル漏れ箇所は特定できていたため、作業後はピタッとおさまり、その後はオイル滴下の症状は見られません。しかし以前からドライブシャフト根本のオイルにじみは指摘されているので、それもそのうち来るのかもしれません。

実用車なんだし、スペースは余っているのに作業はしにくいというところが欧州コンパクトなのでしょうか(イタ車よりは格段にマシだけど)。とはいえ国産でもオイル交換すら大変というクルマがあるとどこかに書いてありましたが... 昨年以来お漏らしの修理だけで車検費用くらいかかっているのですが、漏れるところは手を入れやすいようにしてもらいたいし、漏れては困るところはもう少し良い品質のパーツを使ってもらいたいものです。まあ12万kmを越えればどこに何があってもおかしくないですが。

今年はF1も政府にシカトされ、レーシング系の話題が全くなし。WRCも実現せずで、残念なことです。

12年目を迎えた6RCBZ POLOの5回目の車検です。今年は短距離の走行も多く、従ってギアチェンジの回数も増え、夏場高温時のDSGのギクシャク感がやや増加。加えてゼロ発進時のトラクションも落ち気味なので、その辺を改善リクエストに入れ、ディーラー担当氏のアダプテーションドライブで改善してもらうことになりました。

入庫するとすぐにドカンと交換の見積が到着。足回りではスタビライザーのゴムブーツ寿命による交換(左右)、ウォーターポンプ水漏れ痕発見による各ポンプ類交換、ドライブシャフトシール部のオイルにじみ、チャージエアクーラーオイル漏れなど。そろそろ各種ガスケット・ブッシュ類の寿命が来ており、工賃のみならずパーツ費用もなかなかの金額に。そこでいつも使うパーツのパルカで入手可能なものは取り寄せてコストカットしました。

しかしチャージエアクーラー、要するにインタークーラーの接続部分からのオイル漏れについてはパーツ入荷未定ということで手配ができず、なおかつインマニ脱着が必要とのことでガスケットセットなども必要となり、それだけでそこそこの金額となります。そこで今回は見送り(車検はなんとか通過)、何か良い方法はないものかと周辺で依頼できるショップを探すと、以前6R POLOのイグニッション交換の記事が載っていたショップがあったことを思い出し、聞いてみることにしました。

電話予約のあと入庫し、実車確認。ディーラーからのパーツ分解図資料があったおかげで交換箇所の把握もごく短時間で終わり、結局インマニ脱着の必要なしという結論に。費用もかなりカットできました(工賃もある程度安く、さらに不要作業のカットでパーツ代が浮いたのが大きい)。

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2週間後に再入庫。6R POLOの場合インタークーラーが水冷ということで冷却水配管を外し、2箇所のガスケットを交換。その後冷却水が行き渡るまでアイドリングして作業完了となりました。概ね1時間30分程度。

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なんとなくインタークーラーというとフィンのあるイメージですが、ただの樹脂ボックスを放熱金属板で蓋しただけのような形。TSIの場合、おそらくレスポンス向上目的などでインマニ直上に位置させたのかなと。水冷なのでフィンもなくクーラントの配管がごちゃごちゃ付いています。

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ウォーターラインを外す際に多少のクーラント漏れがあったので、レベルだけは見といてくださいとの話。1日経過後も特に問題なく、これで作業完了と相成りました。

これだけでエンジンの調子が変わるというような内容ではなく、車齢から来る当面の問題を一つクリアした形です。ドライブシャフトからのオイルにじみも気になるので、もう少し様子を見てから考えることに。ディーラーでの車検自体は問題なく、これまで約4年で腐食したため心配だったイグニッション端子も今のところきれいで問題なし。DSGはアダプテーションの結果、車検直後は妙にマイルドな特性となり、その後1ヶ月程度するとかちゃんかちゃん言い出しましたが、常時というわけでもなく総じて問題なしといったところ。まだまだ走行距離が伸びそうです。

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この程度のものに結構費用がかかるわけです。

オートライフ羽野の店長がなかなか面白い方で、どうやら現役バイクレーサーのようですが、入庫日も整備多数でまずクルマを停めるところがないほどの状況。作業中店内で待っていると、あるお客からの来店時間確認があり、○時まででしょ?と聞かれて「ああ、あれ、ウソ書いてるんですわ。そう書いとかんと次から次へとお客さんが来るんでね、マクドの渋滞みたいになってまうんですわ。まあ都合のいい時に来てくれはったら」などの会話。確かに、最近のクーポン配布期間のマクド渋滞は異常とも言えますからね。というか、行ってから考える輩が多すぎ。マクドくらい何頼むか決めてから行けっての。盗み聞きですが面白いやりとりでした。

お店にはディーラー修理が高いという客がよく来るらしく(筆者も同様)、もちろんディーラーはディーラーでそれなりの理由のある金額なんでしょうが、昨今のT社・Lブランド車検不正のように、やっていないことをやったと書くような適当な処理をする話もよく耳にするので、鵜呑みにするわけにはいきません。こう書くと世話になっているディーラーが見積を盛ってきたように聞こえますが、そういうことではなく、やはりなんとか出費を抑えたい事情もあり、こういうショップは本当に頼りになります。

よく考えると、そもそもインタークーラーになんでオイルにじみが?ということもあります。それ聞いてないな。ブローバイやEGRからのエア侵入があるのだろうか。何年か前にブローバイ漏れの修理歴はあるけれども、まあとりあえずパッキン替えたから、このクルマのあと何年かの残りライフで問題が出ることはないと思うんですが。

またもやリコールのかかった6RCBZ POLOですが、まあそれはそれとして定期点検時期が近づきました。なんといっても今年はコロナウィルス禍で世の中大混乱、今のところ関係者・知人では誰一人感染すら出ておらず、注意はしつつも過剰な警戒は逆効果と考える次第。しかしどうしても出費は抑えたくなります。昨年ついに走行10万kmを超えたものの別にそれほど変わったこともなく走り続けており、ルーティンのピット入り(9月)を予約しようとしていました。

前回のバッテリー交換から5年弱となり、まあそろそろだわな、今回は何にするかと考えつつ、ひさびさにボンネットを開けたところ、バッテリーのレベルチェッカーは相変わらずグリーンでしたが、妙な白い粉が飛んでいます。一瞬金属片のように見えたものの、よく見るとターミナルのあたりから飛んでいるようです。近づくと、+ターミナルに青白い結晶が溜まっています。サルフェーションだよというディーラー担当氏の情報も参考にしつつ、あまり粘らずさっさとバッテリーを交換することにしました。

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前回BOSCH製に変え、それ以降一度も電装系で問題はなく、5年以上持つのではないかとも考えていました。しかし今年は7月頭から雨続き、九州や岐阜ではひどいことになっていて、幸い当地は単に鬱陶しいだけではあるものの、あまりの湿気に、ガレージ横の空き地の木の切り株に普段見たことのない大きなキノコが生えています。緑青の発生自体はバッテリーの劣化によるものだと思いますが、この気候が劣化を早めたのかもしれません。

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そこで今回はACDelco社のLN2を選んでみました。性能的にそう違うとは思えず、違うとすれば耐久性ですが、BOSCHでも5年目でこうなったわけで、その前のVARTA製も約5年使用してここまでの問題は起きなかったので、まあ他メーカーでも問題ないでしょう。実売でBOSCHより約5000円安くなります。サイズ等はほぼ同一です。

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今回、メモリーバックアップのためにエーモン社のバックアップバッテリーを購入したはよいものの、作業当日、先にバッテリーが届き、しかしバックアップバッテリーを待ち続けても来ない。AMにとっくに配達中になっているのに17:00を過ぎても来ないので、某ポストサービスに確認するといま行きますとのこと、確かにすぐ来ましたが、午後イチから作業しようと思っていたのに17:00過ぎからの作業となってしまいました。

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バッテリー上のハーネスセット、これはヒューズボックスだそうですが、これを外すと+端子が見えます。外して見ると、おびただしい緑青の山となっています。飛び散ると厄介なので、100均の重曹水を染み込ませた紙で拭き取ります。せっかく買ったのでバックアップのケーブルを噛ませたものの、これでは緑青を取り切ることができず、やむなく外しました。

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緑青は意外と吸い込まれやすくどんどん溶けていきますが、ケーブルのターミナル部分にこびりついたものはなかなか取れません。仕方なくサンドペーパーで削り取りますが、Ω部分の中の切れ込みなどはどうしても取りきれず。ほんの少し残った状態で、暗くなってきたのでやむを得ず作業終了。

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サンドペーパーで削ったはいいものの、クランプ部は緑青を削る前からすでにメッキが腐食して地金がむき出しに。交換したほうがいいのかも。ちょっとケーブルをひねり過ぎたかケーブル被覆がややずれて芯線が見える状態になったので、アルミテープで応急処置しました。

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新旧バッテリー比較、やや距離を置いています。パースがかかっているのでサイズ差があるように見えますがほぼ同一サイズです。

ようやくバッテリー本体をセットし、+端子にケーブルを取り付けたところで、ホームセンターで購入したエーモン社のターミナルガードのことを思い出しました。バッテリーは新品だし、まだサルフェーションは上がってこないでしょうが、試しに取り付けます。元からこうしておけば今回の問題も多少はマシだったかも。少なくともクランプ部がハゲハゲになることはなかったのではないか。数年後どうなるかです。

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日も暮れてだいぶバテてきたので、急いでヒューズボックスを戻し、ナットを締めようとした瞬間、ナットを落としてしまいました。えらいことになったと慌ててバッテリーを下ろし、よく見ると、エンジンのほうには吸い込まれずに、わかりやすいところに止まっていました。慎重にピンセットで回収して事なきを得、再度バッテリーをセットして、今度はさらに慎重にボルトを締めます。一通り締め終わり、キーレスエントリーが動くことを確認して一息つきました。

その後クルマに乗り込み、消去された設定を確認したところ、ラジオのプリセットは残っていました。時計やトリップメーターのクリアは当たり前、今回は写真を撮っていたのでトリップのクリアは問題ありません。しかしパワーウインドウの、運転席以外のオート機能が効かないことに気がつきました。これは当車種の特徴のようなので、リセット方法(一旦全閉にし、閉まったら一度レバーを離して、再度レバーを数秒間閉方向で維持。ウインドウがググッと踏ん張ったら完了)を試し、無事機能が回復しました。

その後しばらくエンジンを回し、買い物があったので少し出かけたりして、一度エンジンを切り再度始動すると勢いよくかかります。まあ問題ないでしょう。

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昨年のイグニッション交換の際にはほとんど兆候がなく、もちろん車検でもその報告はなかったので、それ以降の問題でしょうが、そんなに長い間ボンネットを開けていなかったのか。いや3月か4月にはオイル量のチェックのために開けているはず。というかもっと最近バッテリーレベルの確認をしたはずなのに、そこからこれだけ劣化が進行したとすると、やはりある程度の頻度で確認が必要だし、まあこの天候が主因かな。この7月はほぼ雨・雨・権藤な感じで雨でない日の方が少ないです。イグニッションのソケット腐食もあわせて確認しておかないと、またあれが起きそうなので、点検時に依頼することにします。

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POLO (6RCBZ)の4度目の車検が完了しました。今回は10万km超での入庫でもあり、いろいろあるだろうと思っていたら、交換予定だったリアブレーキパッドがまだ問題ないとのことで見送り、代わりにエアコンのシーリングに漏れありとのことで交換となりました。タイミングチェーンカバーのオイル滲み、Vベルトがそろそろ交換時期、というポイントもあったものの、こちらも今回は見送り。バッテリーもまだまだ問題なく見送り。プラグは今回もBOSCHの適合品を持ち込み、ワイパーも今回はブレードごとBOSCHの適合品を自分で交換して多少は節約しました。それでもコンパクトカーにしてはそこそこの出費です。

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懸案のリコール作業は、まずこの辺で情報が出始め、正式情報をキャッチして事前(入庫約2週間前)に連絡したもののディーラーからは連絡なし、そうこうしているうちにVWインポーターからDMが届き、さすがに公式対応があるだろうと思って連絡したところ、案外すんなり同時作業可能とのことで、そのまま入庫しました。別情報では数ヶ月待ち(チェックだけかパーツの必要な実作業を伴うかで違うはず)とか、DMにある作業時間3時間はとても無理(単純な作業時間しか考慮しておらずクールダウンを計算に入れていない)とか、現場と公式情報との間でやや混乱がみられました。ディーラー担当氏に話を振るとやりきれない表情です。まあ台数が台数だけにねえ。ただ不具合発生は1,000台を超えていたわけで、もっと早くディーラーからの強い要請をしてもよかったのではないかと。

1週間の入庫後引き取りに行くと、メカトロハウジングは結局対象ロットではなかったとのことで交換なし。2013年にも同様リコールでメカトロASSYを交換しており、これがリコール対象だった場合、不良品に交換していたことになる訳ですが、それは避けられたと。どうせなら全車交換しとけとも思います。かなり渋々のリコールと思われる(少なくとも数年は不具合報告が継続)ので、なんとか持ち出しを抑えたいのはわかりますがね。

果たしてリコール適用ステッカーが4つになったわけですが、なんとか10万kmは走り切りました。今のところ内外装ともそこそこのコンディション(傷は相当あるけど)、運転フィールもほとんど変わらないので、果たしていつまでそれが続けられるのか見ものです。

7月下旬の夕方ごろ、近所に用事があり(墓掃除ですが)、その帰り道、自宅まで200mもない地点でガクンと音がして加速しなくなったので、DSGの異常かと思って空き地へ回り込んで様子を見たところ、EPCランプが点灯。再加速しようとしたらエンジンから振動が出だしたので、これはミスファイア再発なのではないかとすぐに帰宅してガレージ入庫、ボンネットオープンでイグニッションにつないだケーブルをもう一度押し込んでエンジン始動したところ、EPCランプは消えました。しかしこのままではいつミスファイアが出て亀の子になるかわからず、ディーラーに連絡したところ営業時間外。メールで連絡して対応を待ちました。

症状的にはほぼ再発だろうと思われたのですが、検査のためディーラーまで運ぶ手段がなく、任意保険のロードサービスで搬送、やはりイグニッションとプラグコードの腐食ということで、大至急パーツ発注の上直送して復旧しました。

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右上の1番シリンター用コード接続部に青さびが。

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コードの方も同様でしたが結構さびています。車庫保管なんですがねえ。

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前回はMeyle製でしたが今回はBREMI製イグニッショントランスフォーマー。ハイテンションコードも同時にBREMI製に交換しました。

パーツのパルカ本店 VWイグニッション BREMI BR-A015

前回発生から約3年、ボンネット内は湿気がたまりやすいとのことですが、原付のプラグキャップでもこうは腐食しないと思うんですがねえ。今回は自宅のすぐそばだったということで戻れてよかったのですが、出先でこうなっていた可能性もあるので、6RCBZの古臭い点火系は、よく見ておいた方がいいかもしれません。予防的に半年に1回くらい洗浄するだけではダメなんでしょうかね。ちなみに純正イグニッションと社外品の価格差は5倍近くあります。

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サマータイヤも新車購入時のタイヤが丸6年経過し、そのうち1年は不使用だったものの5年経過でそろそろ交換時期と考えました。しかしいつまでたっても185/60R15のタイヤが増えないので、仕方なくEnergy Saver+に交換することとしました(185/60R15 88H XL)。

前タイヤContinental Premium Contact2は本当に特徴がなく、静かなわけでもなく乗り心地がよいわけでもなくグリップがいいとも言えず、反対に、うるさいわけでもそうバタつくわけでもグリップがないとも言えない、掴みどころのないタイヤでした。まあ危ないシーンは記憶にないので、バランス的には問題ないのでしょう。普通に買うとそれなりの金額だったはずですが、どうもゴツゴツ感だけはあり、これはいいね、と思ったことがありません。足回りとの兼ね合いももちろんあるでしょう。

Energy Saver+は、エコタイヤでベーシックカー向けですから、先に装着していたX-ICEより安くつくほどですが、ウェットグリップが問題ないか気になるところで、なおかつややうるさいという評価もあり、しかしMICHELINだと本当にこれしかないのでかなり仕方なく選んだ感じです。まあローパワーの、グリップが燃費に直結しそうなクルマには多分向いているだろうと思って決めました。

静粛性は、路面によります。良い路面の場合思ったよりも静かで、前タイヤをしのぎます。荒れた路面でも静かにこなすというほどのものではありません。全体的には、値段の割には思ったより静かかな、という印象。ある程度走ると静かになるというコメントもありましたが、今のところそういうことはないような。

乗り心地については前タイヤとほぼ同等かややソフトか。こちらも予想よりは良い印象です。

燃費については全く前タイヤと変わりなし。まあこれからの暑い時期にどうなるのかが見ものです。

総じて、値段の割には問題が少ないようで、MICHELINのベーシックタイヤ性能はそこそこいけると思った次第です。

なおこのタイヤ交換直前にオイル警告灯がつき、このときは原因がわからずディーラーでのオイル継ぎ足しで対処したものの、交換日に点検したところブローオフバルブの破損が判明。これによりブローバイが増加したためにオイル消費が増えたのではないかとのこと。他のユーザーさんで、ほぼ同じ時期にプラグコード断線が発生した方がいて、その方も同時期にブローバイバルブが破損したとのことで、エンジン始動時のカムチェーン鳴りも同じらしいので、今度の車検ではテンショナー交換なのかな(その方は交換済み)。症状が出たときにはすぐに伝えているものの、原因不明と言われることが多いので、ほんとかねと思ってしまいます。

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新車購入年に導入したX-ICEも6年が経過し、見た目・触感・残り溝ともまあ問題ないと思われるものの、年数を考慮してタイヤを入れ替えました(XI3 185/60R15 88H XL)。X-ICEも世代が新しくなって数年経ち、どのくらい変わるのかと思いましたが、まずドライ路面の静粛性はかなり向上し、走行音がほとんど聞こえないかメカノイズのほうがよく聞こえるほどになりました(単にメカノイズがうるさくなっただけかも)。いや、やはり前世代と比較すると静かになったといえるでしょう。前世代のX-ICEは2度使いましたが、時々妙な高周波ノイズが出ていました。これは全く出ないようです。なおドライ路でのハンドリングは特に変わりなし。

問題のスノー・アイス性能ですが、比較的平坦な路面ではこれまで通り過不足ないレベルだったものの、2017年1月に当地を襲った大雪で、除雪の遅れと除雪車がボコボコに踏み固めた圧雪路(並のグラベルどころではなく、ほとんど穴)では歯が立たず、直進中にいきなり真横に滑るなどで大変苦労しました。もっとも、ほぼ同条件の別の日に今度はチェーン装着で走行した際も同じだったので、路面状況が悪すぎたのかもしれません。対向車が突然横滑り(スピンではなくスライド)して向かってきたときは衝突やむなしと思ったものです。

まあ普通の積雪・圧雪路ならほとんど問題ないので、たまに雪が降る(路面が全て雪で覆われるレベルの)・たまに凍る条件でドライ路面が多い地方であれば全く問題ないと思います。

ただ2年目以降にどういう経年変化があるかは要確認です。

6年目を迎えたPOLO TSI (6RCBZ)ですが、クラッチの滑りと思われる症状などはあるものの、まあ6年という時間の割にはさほどの経年変化もなく推移していました。やや燃費と加速が悪いかな、程度です。他にもどうしても解決しない問題があるものの...

さて定期点検も終わり、納車翌日のことです。9月初旬ですが、雨の日に出かけようとして、自宅から数km進んだあたりで 突然振動が発生し、ただごとではないと思ってスローダウン。再発進しようとすると20km/h程度で振幅の大きな振動が発生し、再度ストップするとEPCランプが点灯しました。

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すぐに調べると、たまたまそのときはターボトラブルの記事が出たので、えらいことになったと思いました。本来ならレッカーでしょうが、数km走れれば戻れるので、振動が出ない速度でなんとか走りきって戻りました。降りて調べてみるとこんな音が。

まあ排気音はともかく、ドライブシャフトでも曲がったかと思うような振動で、EPCというからにはエンジン系だろうと思うものの、どでかい問題が発生したのだろうと落胆しました。で、ディーラー担当氏を呼び、再度点検へ。音を聞いてもらうとミスファイアだといいますが、エンジンがぐずっただけであんな振動になるのかと驚きました。

再点検の結果、結局3番シリンダーのプラグコードが腐食しかかっており、通電不良でミスファイアが発生していたとのこと。しかし点検翌日だしなあ。1日でやってねと急かしたのがダメだったのかな。ディーラーもバツが悪いでしょう。しかもプラグコードって、原チャリみたいなところがダメになるんだな。一応車庫保管なのですがねえ。とりあえず別のキャップで様子を見て、再度点検とのこと。イグニッションコイルも接続部が怪しいとのことで、交換を勧められました。

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走行中にカッチンカッチン当たりそうですがとりあえずこうしておいてくれとのことで。

イグニッションコイルですが、純正だと工賃込み¥40,000とのこと。しかしこれでは何のために点検費払っているのかよくわからないので、なんとか社外品で探してみると、Meyle社のものでいけるようで、これだと諸経費込み¥9,000で済みます。やや粗悪品とかコピー品との評価もあるようですが問題ないと判断して購入。

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その週のうちに組み込んでもらい、問題なしということでようやく収まりました。ただそろそろDSGのショックが大きくなりだしていることもあり、70,000km間近となると、それなりにいろいろあるんでしょう。今のところ大出費のトラブルは起きていないので、よく聞くクラッチ交換やターボ交換などの問題が起きないことを望みます。

バッテリー交換に続きワイパーゴムも交換します。

本来はブレード交換の時期ですが、まあとりあえずゴムだけ国産品に交換して効き目を確認することにしました。306時代にVALEOとBOSCHでさんざん苦しめられ、PIAAに替えた途端に今までは何だったのだというくらいの違いを実感して以来、国産品でないとと考えていましたが、どうにも外国車への対応が遅く、これまで数回はディーラー交換が無料だったこともあり、純正品を利用していました。しかし今回は一度自力での交換を試すことにしました。

参考記事( 12 )がいくつかありますが、純正以外ではやはりブレードごとという商品はなさそうなので、ゴムのみPIAAの撥水コート型商品(フラットワイパー シリコート 700 SUW70E)を購入。とりあえずフロント左右のみの交換です。

 

20150830_024.jpg

アームにボタンが付いているのでそれを押して引きぬくとブレードが外れます。

 

20150830_025.jpg

 

やや斜め方向に抜くのがコツのようです。

 

20150830_026.jpg

 

サイドの留め具はがっちり止まっていて、これを外す気にはなりません。形を見る限りではドライバーでロックを外せそうですが、単にゴムを引っ張ったらぺろんと出てきました。で、そのまま引っ張ったら取れました。

 

 

20150830_027.jpg

 

お約束の比較写真。左が新品で右が使い古したゴムです。古いゴムはかなり時間が経っているので硬化しているかもしれませんが、PIAAのゴムはフニャコフニャコしています。多分この柔らかさが拭きとり性能の違いなんでしょう。改めて見ると若干T字部分の幅が広いような気もします。

 

20150830_028.jpg

 

さてどうやってゴムをはめるか。最初、ブレードのすき間からゴムのT字部を挿しこんで、反対側を指で押し込んでいました。多少はまったものの、30分経っても終わりません。ディーラーさんもこんな面倒なことをしているのか?と考え、そんなはずはないということで一旦外し、ストッパー部分にあるちょっとした隙間からT字部分が入ることを発見(参考記事にも書いてあったのに見逃し)。そこからずいずいと押し込んでいけば5分でできました。なんのことやら...大苦労しました。

あまりに苦労したので指は真っ黒になり、T字部分も一部ちぎれかけています。

 

もう慣れたので左ワイパーは簡単に数分で終わりました。なあんだ...

 

POLO 6Nの場合、左右でかなり長さが違い、特に左ワイパーは短くなっています。ゴムははさみでカットしました。はさみではカット面が斜めになるのではと心配したものの、意外とスッキリまっすぐ切れます。フロント左用を切った後、結構残りが長いことに気が付き、リアワイパーに当ててみると、長さが足りることがわかりました。

 

じゃあリアもいっしょに替えようということで、リアも交換しました。これが2度目の苦労の始まり...

20150830_029.jpg

リアも同様にストッパーボタンを押してブレードを外します。

 

20150830_030.jpg

外れました。ここまでは簡単。

 

20150830_031.jpg

フロント用の残りと比べます。十分足りています。

 

20150830_032.jpg

リアのストッパーはフロントよりさらにがっちりしており、ゴムも強めに止まっています。こちらのブレードはただの金属板なので、折れたりしないようゴムを引き抜きます。

 

ストッパー部分の形状はフロントと似ており、すき間からT字部分を入れてにゅにゅっとスライドしていくのも同じです。スライドするときT字部分がレールから外れやすいので、かなりゆっくり、押さえながらスライドさせる必要があります。

ちょうど中央にワイパーアームへの取付部があり、ここはトンネルになっています。とりあえず入りました。そしてそのまま進めると、ある地点からどうしても先に進まなくなります。えーい、と引っ張っても進みません。後続部分が引っかかっているわけでもないようです。

なんだ?と思ってよく見ると、取付部のトンネルの幅が、ゴムのT字部分の幅より狭いことがわかりました。そりゃそのままでは通りません。しかしものすごく幅が違うわけでもないようなので、細めのドライバーで引っかかっている部分をギュッと!押してやり、前に進めると、なんとか先に進みました。

一発で終わればいいのですが、トンネル箇所はいくつかあり、その都度引っかかるようです。なぜかトンネル部分には切り欠きがあり、そこからドライバで通れなくなっているゴムをその都度押し込んでやると、なんとかトンネルを通過しました。かなり苦労します。

これで最後までスライドすればいいや、と思ったのですが、どうもここから後続部がレールを外れることが多くなりだしました。妙な力がかかっているからかもしれません。行っては戻りの繰り返しで、最後は無理やりレールにはめましたが、なんとか装着には成功しました。

 

20150830_033.jpg

どことなくピシっと伸びていませんが、さほど問題はなさそうです。

 

フロントについてはもともと長期間使い続けてビビリ・ムラともひどかったので、付け替えて一発でクリアになりました。やはり国産品です。おまけに安いし...

リアについては多少音がしたものの、ワイプ性能は良くなっています。トンネル部分はT字部分がやや余っているので多少の歪みが出ているかもしれません。取り付けの大変さとあわせ、全くおすすめはできませんが、フロント用の2本のゴムセットでフロント・リアとも交換することができました。

バッテリー交換に続きワイパーゴムも交換します。

本来はブレード交換の時期ですが、まあとりあえずゴムだけ国産品に交換して効き目を確認することにしました。306時代にVALEOとBOSCHでさんざん苦しめられ、PIAAに替えた途端に今までは何だったのだというくらいの違いを実感して以来、国産品でないとと考えていましたが、どうにも外国車への対応が遅く、これまで数回はディーラー交換が無料だったこともあり、純正品を利用していました。しかし今回は一度自力での交換を試すことにしました。

参考記事( 12 )がいくつかありますが、純正以外ではやはりブレードごとという商品はなさそうなので、ゴムのみPIAAの撥水コート型商品(フラットワイパー シリコート 700 SUW70E)を購入。とりあえずフロント左右のみの交換です。

 

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アームにボタンが付いているのでそれを押して引きぬくとブレードが外れます。

 

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やや斜め方向に抜くのがコツのようです。

 

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サイドの留め具はがっちり止まっていて、これを外す気にはなりません。形を見る限りではドライバーでロックを外せそうですが、単にゴムを引っ張ったらぺろんと出てきました。で、そのまま引っ張ったら取れました。

 

 

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お約束の比較写真。左が新品で右が使い古したゴムです。古いゴムはかなり時間が経っているので硬化しているかもしれませんが、PIAAのゴムはフニャコフニャコしています。多分この柔らかさが拭きとり性能の違いなんでしょう。改めて見ると若干T字部分の幅が広いような気もします。

 

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さてどうやってゴムをはめるか。最初、ブレードのすき間からゴムのT字部を挿しこんで、反対側を指で押し込んでいました。多少はまったものの、30分経っても終わりません。ディーラーさんもこんな面倒なことをしているのか?と考え、そんなはずはないということで一旦外し、ストッパー部分にあるちょっとした隙間からT字部分が入ることを発見(参考記事にも書いてあったのに見逃し)。そこからずいずいと押し込んでいけば5分でできました。なんのことやら...大苦労しました。

あまりに苦労したので指は真っ黒になり、T字部分も一部ちぎれかけています。

 

もう慣れたので左ワイパーは簡単に数分で終わりました。なあんだ...

 

POLO 6Nの場合、左右でかなり長さが違い、特に左ワイパーは短くなっています。ゴムははさみでカットしました。はさみではカット面が斜めになるのではと心配したものの、意外とスッキリまっすぐ切れます。フロント左用を切った後、結構残りが長いことに気が付き、リアワイパーに当ててみると、長さが足りることがわかりました。

 

じゃあリアもいっしょに替えようということで、リアも交換しました。これが2度目の苦労の始まり...

20150830_029.jpg

リアも同様にストッパーボタンを押してブレードを外します。

 

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外れました。ここまでは簡単。

 

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フロント用の残りと比べます。十分足りています。

 

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リアのストッパーはフロントよりさらにがっちりしており、ゴムも強めに止まっています。こちらのブレードはただの金属板なので、折れたりしないようゴムを引き抜きます。

 

ストッパー部分の形状はフロントと似ており、すき間からT字部分を入れてにゅにゅっとスライドしていくのも同じです。スライドするときT字部分がレールから外れやすいので、かなりゆっくり、押さえながらスライドさせる必要があります。

ちょうど中央にワイパーアームへの取付部があり、ここはトンネルになっています。とりあえず入りました。そしてそのまま進めると、ある地点からどうしても先に進まなくなります。えーい、と引っ張っても進みません。後続部分が引っかかっているわけでもないようです。

なんだ?と思ってよく見ると、取付部のトンネルの幅が、ゴムのT字部分の幅より狭いことがわかりました。そりゃそのままでは通りません。しかしものすごく幅が違うわけでもないようなので、細めのドライバーで引っかかっている部分をギュッと!押してやり、前に進めると、なんとか先に進みました。

一発で終わればいいのですが、トンネル箇所はいくつかあり、その都度引っかかるようです。なぜかトンネル部分には切り欠きがあり、そこからドライバで通れなくなっているゴムをその都度押し込んでやると、なんとかトンネルを通過しました。かなり苦労します。

これで最後までスライドすればいいや、と思ったのですが、どうもここから後続部がレールを外れることが多くなりだしました。妙な力がかかっているからかもしれません。行っては戻りの繰り返しで、最後は無理やりレールにはめましたが、なんとか装着には成功しました。

 

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どことなくピシっと伸びていませんが、さほど問題はなさそうです。

 

フロントについてはもともと長期間使い続けてビビリ・ムラともひどかったので、付け替えて一発でクリアになりました。やはり国産品です。おまけに安いし...

リアについては多少音がしたものの、ワイプ性能は良くなっています。トンネル部分はT字部分がやや余っているので多少の歪みが出ているかもしれません。取り付けの大変さとあわせ、全くおすすめはできませんが、フロント用の2本のゴムセットでフロント・リアとも交換することができました。

POLOも9月に2回目の車検を迎えます。今回はフルに整備料などがかかるため、とにかく費用カットできるところは全てカットするということで、

  • バッテリー
  • プラグ
  • ワイパー

は自力交換をと考え自力で入手しました。バッテリー交換自体は306の時もやったことあるし(外した補充型のバッテリーをクルマ屋に持って行こうとしたらトランクで転倒して液が漏れシートが溶けた)、交換自体はそんなに難しいものではないはずです。

20150830_001.jpg

適合表を見る限りではBOSCH SLX-6Cでよさそうなのでこれを購入。参考記事にあるBRITE STARでもよかったけど、このクルマにとっては初回なのでメーカー品にしました(といってもOEMなどで中身はいっしょか)。一応これだけでディーラーでの交換より2万円以上安い。

必要工具は参考記事にあるようにソケットレンチ10と13、13のボルトがかなり深いところにあるので、もともと持っていたラチェットのエクステンションでは足りず250mmのものを新たに用意しました。


20150830_002.jpg


その13のボルトは配線に隠れ気味の奥底にあり、配線を傷つけないように外します。金属製の板を押さえているので、外した時に板ごと落下させないように注意。やや手が入りにくく、ソケットが外れた瞬間にどちらも落としてしまうと面倒です。


20150830_003.jpg

外したところ。

20150830_004.jpg

落とさないように拾い上げます。

20150830_005.jpg


次にマイナス端子を外します。これは特に問題なし。


20150830_006.jpg


その次はハーネス付きのカバーを外します。矢印で外すポイントが書いてありますが、やや固いので素手じゃないほうがいいと思います。


20150830_007.jpg

20150830_008.jpg20150830_010.jpg

20150830_011.jpg

まず上のカバーが外れたところ。

20150830_012.jpg

固定しているボルトを外したらASSYごと外れます。

20150830_013.jpg


プラス端子が見えてきたらこれを外します。もちろんこれら端子と金属が触れないようにする必要がありそうです。


20150830_014.jpg

全てのハーネスが外れました。

20150830_015.jpg


バッテリはVARTA製でした。こないだ台風の風がまともに入ってかなり汚れています。これを取り出します。ハンドルは付いていませんので力づくです。



外して新バッテリと比較します。


20150830_016.jpg


サイズはほとんど差がないと思っていたらSLX-6Cのほうが数センチ長いようです。その分容量も多いはずですが重量も増えます(たぶん)。旧バッテリには保護シートのようなものが巻いてあります。しかし新バッテリは外周が長いので巻けません。あのギチギチで熱量も多かった306でもそんなの巻いてませんでしたから、まあいいでしょう。あとで聞いてみよう。


高さや奥行きは全く差がありません。というか、よく考えてみると適合表には書いてあったものの、あまり深く考えずに6Cを選んでしまい、これは大容量タイプで通常利用なら5Xでよかったんですな。電装品といってもACコンバーターくらいしかないし、容量が大きいから長く持つってものでもないし、だいいち重い。まあ買ったものはしかたないです。

思い起こせば新車購入が2010年9月、ほぼまる5年使ったわけで、よく持ったほうでしょう。バッテリー自体は3月の時点で十分容量がありました。その後夏場を通じても、バッテリーに起因するような問題は一切なし。やはりムダな電装品はないに限る。テレビなどもっての外です。


20150830_017.jpg



新バッテリを格納します。サイズ的には問題ありません。むしろ旧バッテリのほうが余っていました。


20150830_018.jpg


しかしさほど引っかかるところもなく、これでどうやって固定するのかな?スペーサーが必要なわけでもなさそうだし。まあとりあえず端子だけでも取り付けます。プラスから取り付けマイナスが後です。さっき点かなかったルームランプも点き、エンジンも問題なく始動しました。

サイズ的には本当にぴったりです。本来はBOSCHで、何かの都合(コストとか)でVARTAにしたとか?


20150830_019.jpg

あとはハーネスを組み付け、最後のボルトを締め付けるだけです。ここでこのボルトと金属板の意味がわかりました。これでバッテリを止めているわけですね。

20150830_020.jpg


20150830_022.jpg


外す時よりもさらにボルトと金属板を下に落としやすいので、少し気をつけてセットし、素手で少し回してからラチェットで締め付けて完了です。

20150830_021.jpg

組みあがりました。

20150830_023.jpg


確認せずに作業を始めたので、工具を揃えるのにホームセンターを何度も往復してしまいましたが、交換自体はそんなに難しくなく、これで2万円カットできるなら進んで交換したほうがよいでしょう(もちろん自己責任で)。

特にバックアップなどができるわけでもないので、時計やラジオは全部クリアです。空気圧警告灯は点かなかったしエンジン系の表示も特に問題ありません。パワーウインドウを試すのを忘れましたが、たぶんすぐ戻るでしょう。

オドメーターは残りますが、トリップメーターもクリアされるのを完全に忘れていて、ゼロになってしまいました。まあ毎回の給油時に両方を記録しているのでさほど影響はないのですが、ちょっと焦ったかな。

あとECUがリセットされているかどうか。いつもはDSGをリセットすると比較的パワフルになるのでよくリセットしてもらっていたのですが、今年の3月に2速変速時「ガラガラ」という音がして数秒トラクションがかからず。しばらくすると戻ったものの、あとで聞くとクラッチトラブルであろうとのこと、メーカー対応なら自己負担3万、対応がなければ22万ということに。その後5月以降は現象が出ていないので、おそらく学習によりやや安全なモードになっているのでしょうが、バッテリー交換によってそれがリセットされないかが心配なところです。

なおプラグ交換については、いまいち手では外しにくいところにあり、そのままキャップを引き抜くとコードをちぎりそうなので、ディーラーさんに任せることにしました。今までちゃんと見ていませんでしたが、結構シリンダーからむき出しで生えていることに改めて気が付きました。

POLOも9月に2回目の車検を迎えます。今回はフルに整備料などがかかるため、とにかく費用カットできるところは全てカットするということで、

  • バッテリー
  • プラグ
  • ワイパー

は自力交換をと考え自力で入手しました。バッテリー交換自体は306の時もやったことあるし(外した補充型のバッテリーをクルマ屋に持って行こうとしたらトランクで転倒して液が漏れシートが溶けた)、交換自体はそんなに難しいものではないはずです。

20150830_001.jpg

適合表を見る限りではBOSCH SLX-6Cでよさそうなのでこれを購入。参考記事にあるBRITE STARでもよかったけど、このクルマにとっては初回なのでメーカー品にしました(といってもOEMなどで中身はいっしょか)。一応これだけでディーラーでの交換より2万円以上安い。

必要工具は参考記事にあるようにソケットレンチ10と13、13のボルトがかなり深いところにあるので、もともと持っていたラチェットのエクステンションでは足りず250mmのものを新たに用意しました。


20150830_002.jpg


その13のボルトは配線に隠れ気味の奥底にあり、配線を傷つけないように外します。金属製の板を押さえているので、外した時に板ごと落下させないように注意。やや手が入りにくく、ソケットが外れた瞬間にどちらも落としてしまうと面倒です。


20150830_003.jpg

外したところ。

20150830_004.jpg

落とさないように拾い上げます。

20150830_005.jpg


次にマイナス端子を外します。これは特に問題なし。


20150830_006.jpg


その次はハーネス付きのカバーを外します。矢印で外すポイントが書いてありますが、やや固いので素手じゃないほうがいいと思います。


20150830_007.jpg

20150830_008.jpg20150830_010.jpg

20150830_011.jpg

まず上のカバーが外れたところ。

20150830_012.jpg

固定しているボルトを外したらASSYごと外れます。

20150830_013.jpg


プラス端子が見えてきたらこれを外します。もちろんこれら端子と金属が触れないようにする必要がありそうです。


20150830_014.jpg

全てのハーネスが外れました。

20150830_015.jpg


バッテリはVARTA製でした。こないだ台風の風がまともに入ってかなり汚れています。これを取り出します。ハンドルは付いていませんので力づくです。



外して新バッテリと比較します。


20150830_016.jpg


サイズはほとんど差がないと思っていたらSLX-6Cのほうが数センチ長いようです。その分容量も多いはずですが重量も増えます(たぶん)。旧バッテリには保護シートのようなものが巻いてあります。しかし新バッテリは外周が長いので巻けません。あのギチギチで熱量も多かった306でもそんなの巻いてませんでしたから、まあいいでしょう。あとで聞いてみよう。


高さや奥行きは全く差がありません。というか、よく考えてみると適合表には書いてあったものの、あまり深く考えずに6Cを選んでしまい、これは大容量タイプで通常利用なら5Xでよかったんですな。電装品といってもACコンバーターくらいしかないし、容量が大きいから長く持つってものでもないし、だいいち重い。まあ買ったものはしかたないです。

思い起こせば新車購入が2010年9月、ほぼまる5年使ったわけで、よく持ったほうでしょう。バッテリー自体は3月の時点で十分容量がありました。その後夏場を通じても、バッテリーに起因するような問題は一切なし。やはりムダな電装品はないに限る。テレビなどもっての外です。


20150830_017.jpg



新バッテリを格納します。サイズ的には問題ありません。むしろ旧バッテリのほうが余っていました。


20150830_018.jpg


しかしさほど引っかかるところもなく、これでどうやって固定するのかな?スペーサーが必要なわけでもなさそうだし。まあとりあえず端子だけでも取り付けます。プラスから取り付けマイナスが後です。さっき点かなかったルームランプも点き、エンジンも問題なく始動しました。

サイズ的には本当にぴったりです。本来はBOSCHで、何かの都合(コストとか)でVARTAにしたとか?


20150830_019.jpg

あとはハーネスを組み付け、最後のボルトを締め付けるだけです。ここでこのボルトと金属板の意味がわかりました。これでバッテリを止めているわけですね。

20150830_020.jpg


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外す時よりもさらにボルトと金属板を下に落としやすいので、少し気をつけてセットし、素手で少し回してからラチェットで締め付けて完了です。

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組みあがりました。

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確認せずに作業を始めたので、工具を揃えるのにホームセンターを何度も往復してしまいましたが、交換自体はそんなに難しくなく、これで2万円カットできるなら進んで交換したほうがよいでしょう(もちろん自己責任で)。

特にバックアップなどができるわけでもないので、時計やラジオは全部クリアです。空気圧警告灯は点かなかったしエンジン系の表示も特に問題ありません。パワーウインドウを試すのを忘れましたが、たぶんすぐ戻るでしょう。

オドメーターは残りますが、トリップメーターもクリアされるのを完全に忘れていて、ゼロになってしまいました。まあ毎回の給油時に両方を記録しているのでさほど影響はないのですが、ちょっと焦ったかな。

あとECUがリセットされているかどうか。いつもはDSGをリセットすると比較的パワフルになるのでよくリセットしてもらっていたのですが、今年の3月に2速変速時「ガラガラ」という音がして数秒トラクションがかからず。しばらくすると戻ったものの、あとで聞くとクラッチトラブルであろうとのこと、メーカー対応なら自己負担3万、対応がなければ22万ということに。その後5月以降は現象が出ていないので、おそらく学習によりやや安全なモードになっているのでしょうが、バッテリー交換によってそれがリセットされないかが心配なところです。

なおプラグ交換については、いまいち手では外しにくいところにあり、そのままキャップを引き抜くとコードをちぎりそうなので、ディーラーさんに任せることにしました。今までちゃんと見ていませんでしたが、結構シリンダーからむき出しで生えていることに改めて気が付きました。

三本和彦さんもPOLO TSIだった

つらつらと見ていましたら、こんなページが。もう1年以上前の放送だけど。

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BS日テレ - おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE! │ #46 三本和彦

色まで同じだ。まあうちのは2010年式、2012年のモデルはアイドリングストップや回生ブレーキが付いているモデルかな。試乗したことないけど回生ブレーキはかなりフィールが違うだろうな...

先日の徳大寺有恒氏逝去のニュースからまだ時間が経っていませんが、三本さんもスリムになった印象。新車情報の時とはかなり違って見えるなあ。「間違いだらけの...」は1冊も読んでいないけど、あれもVWゴルフから始まった本だし、徳大寺さんもPOLOは褒めていたけど、やはりピンとくるものがあるのかな。

しかしユーザーとしては、4年を経過して期待はずれだったところもあり複雑な気分。でも三本さんが選んだと聞くと、ちょっと嬉しい気もします。

不躾、ぶしつけ、とおっしゃるけれども、なんだかんだで非常に丁寧な語り口なんですよね。

これもめちゃくちゃおもしろいな。今年の6月のトークショーだけど、上の番組よりは恰幅が増している。

Part3ではちょっと足元がおぼつかない感じがあるけれども、口は達者だな〜
小林彰太郎氏・徳大寺有恒氏はこの世を去りましたが、まだまだお話を聞きたいものです。

ちなみに筆者の場合、理想のクルマとは、他の迷惑にならないよう小さくて(5ナンバー)、大人4〜5人の十分な居住空間があり、ハンドリングが素直で、乗り心地が大変よく、荷物が目一杯積めて、大変視界がよく、快適な空調で、パワフルなエンジンで、燃料消費がとても少なく、スタイルのよい、非常に長持ちして買い換える必要のないクルマです。

さて、夏タイヤになったことだしこれで心置きなく飛ばせるぞということで、テストを開始しました。タイヤ・ホイールとも入手に苦労しただけに...

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しかし、どうもおかしい。交換直後は雪だったので、路面としてはウェットです。なのにもかかわらずロードノイズが大きい。306の時は、その前のExaltoがうるさかったので、Precedaにした時に静かになったと感心したものですが、同じタイヤとは思えないくらいうるさい。特にブレーキング時はウォーンという音が鳴り、かなり期待したものとはかけ離れていることがわかりました。

その後高速道路で試すと、明らかに車内にノイズがこもっていて、X-ICEの方が断然静か。スタッドレスよりうるさい夏タイヤというのもおかしい。これはいただけないな。

しかも、気になっていた乗り心地が、やはり悪化。60に比べればショックが増すのは当然とはいえ、跳ねる跳ねる。CrossPOLOの215/45R17なんてこれ以上なのかわかりませんが、少なくとも50にしたことで良好な乗り心地はかなり失われました。まあ何を取るかでもあり、当然運動性能は増しているので、多少派手な運転をしても問題はありません。もともとロールスピードの速いサスペンションセッティングなので、振り回してもそんなに楽しくはないですが...まあそういう性格のクルマでもないので。

もうひとつ大きく変わったポイントが燃費で、明らかに悪化しました。これも当然といえば当然で、ノーマルタイヤより幅広でややグリップのあるタイヤを付ければ、いい方向にはなるわけがありません。ただPrecedaはそんなにグリップ方向のタイヤではないし、306では燃費が向上したくらいなので、悪くなるとまでは...ちなみにX-ICEで15km/lだったのが、まず14km/l台、ついには13km/l台まで落ちています。ちょうど慣らしを終了し、「とにかく上まで回せ」というディーラー担当氏のアドバイスもあってやや回し気味のところもあるとは言え、普通に走っていたらすぐに車載燃費計で15km/lは計測したものが、12km/l台をうろうろするようになりました。まあタイヤのせいでしょう。

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シルエットはスッキリしたので、見た目方向・スポーツ方向はまあよくなったかと。しかし総合性能で見たら今回のセレクトは残念ながら失敗ですな。同じホイールの15インチを用意して、Michelin Energy Saverにするか... 誰かこのPreceda PP2と16インチホイール、セットで買ってくれないかな。

滋賀県地方は今年の3月はやたらと雪が多く、いつもならそろそろかなと思う時期でも意外に降るので、なかなかタイミングが難しかったのですが、まあなんとか3月中に交換はできました。途中、大地震が発生して西日本は影響なかったものの、日本中が「どうなるの?」という中でのタイヤ交換、まあ我々としては普段通りの暮らしを続けるのみであります。いつか何らかの形で支援したいと思います。

今回は、もとの標準装着タイヤがいまいちということで、306時代に味を占めたMichelin Preceda PP2への交換を画策したのが大きなつまづきの始まり。こんなに大変なことになるとは予想もせず...

まず、2011年モデルからPrecedaPP2は195/50R16が廃番に。もともと185/60R15もなく、そのサイズではEnergyタイヤしかないということで、ホイールサイズを渋々上げる(インチアップなんて言いませんよサイズアップです)ことにして、195/50R16のホイールも同時に探しました。こういうハッチは無理してぺたぺたのタイヤを履くとリアが跳ねてダメだろうと考えているので、50で限界だろうと。標準の185/60R15は比較的スムーズな乗り心地なので、55あたりがあればベストなんでしょうが、このクルマには185/60R15か195/50R16しか適合しないので、仕方なく50にすることにしました。タイヤがあれば60でもよかったけど...

ホイールは阿部商会の製品が安そうだったのでショップに確認すると在庫なし。なんかこんなのが多いな。仕方がないので他を探してみたものの、あまりあてがなく、ぼんやりVW特集のMOTOR MAGAZINEを読んでいたら、タルガというメーカーに適合品があるようなので、調べてみたらこれでいけるとのこと。しかしそこそこ値が張るので、知り合い経由でとあるショップに確認したら、「7」で手に入るようなので、それに決定しました。

あとはタイヤだということで、Preceda PP2を探してみたものの、これが全くダメ。どこのショップも在庫なし、メーカー在庫なし(あたりまえか)ということで、途方に暮れました。いまさら他のメーカーもな、ということで、禁じ手の某オークションで。すると、該当サイズの出物があり、なんとか入手はできました。しかし写真ではよくわからないし、解体屋の品なので多少のキズは覚悟しなきゃならんなと。値段は安いけれども(2.5)、使えるのかどうかわからないので、イライラして待ちました。

届いた品は比較的まともで、どこにもキズはなく、山も8分程度はあり、解体屋さん疑ってスマン、ということで、次はホイールの受け取りを待つばかり。

ホイールの方は日本製AGA Nebelで、品質には全く問題なく、さてどのように装着されるのかと期待しました。

箱のまま引き取ってきました。

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さすが新品のホイールはきれいなものです。光沢は少なくアルミの質感がそのまま出ている感じです。

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センターキャップは別体式。両面テープで貼るだけなんですな。最初はVWのキャップにしようかと思いましたが、えらく高い(たぶんショップによってはもらえたりするんでしょう)のと、このままでもデザインは悪くないのでそのまま使うことにしました。一度付けると、ホイールを外さないと外れにくそう(簡単に外れても困るけど)。

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交換当日は雪が降ってしまい、1週ずらした方がいいかとも思いましたが、すでに1週ずらしているので、そのまま決行。約1時間半で取り付けが完了しました。スタッフの人曰く、「固いタイヤですね」。そうかなあ...そういえばこのホイールは7Jで、Preceda PP2の適合サイズは5.5J〜7Jとなっていて、めいっぱい伸ばした状態になっているわけで、確かに見た目もパンパンに近い。

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まあこんなもんだろということで、見た目も軽快になったことだし、Michelinになったことで嬉々としていたわけです。しかし...

純正ベッドライトがやや暗く色温度が低いこともあり、またライトのバルブ交換くらいはできないと球切れの時に困るので、やすもんの社外品に交換することにしました。

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型番等まったく不明(見ればわかるけど)。ロービーム用のH7、4400K110Wタイプです。AUTOBACSにて2980円。306でもこれを付けて結構よかったので、まあ十分と考えて購入しました。

で、取説を見るとバルブ交換にはライトボックスを外せとある。とりあえず指示通りに2つのボルトを車載工具のトルクスで外し、ライトボックスを外そうとしたら....これが全く外れない。ボルトを抜くと上側はフリーになるものの、ボックス自体が当たるところがあって全く前に進まないので、まずはディーラーさんに相談しました。

ディーラーさんの回答としては

●確かに固い。我々としてもかなり気を遣う部分である
●外れるのは外れるが、外す際にバンパーを傷つけやすいので、当たりそうな部分はあらかじめ養生しておくことをおすすめする
●難しいようなら持ち込んで欲しい

というものでした。まあボックス回りのデザインがデザインだし、ディーラーメカさんでも苦労するとは困った設計ですが、でもやはり突然の球切れで自力交換できないのは困るので、トライしてみることにしました。

まずは取説と実物を確認。

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養生はどうしようかと思ったものの、とりあえずは力任せで外れるのかどうか試してみようと思い、何もせずに作業開始。

すると...

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意外と問題なく外れました。かなりごりごり押しましたが...どうしても上の丸印のあたりにボックスが当たるので、できるだけ当たらないように水平に矢印方向にぐいぐい押すことで、ガチャンと外れます。

外れるとこうなります。

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この時点ではまたハーネスがつながっていて、無理に引っ張り出すと切ったりしてしまうので注意。

そのハーネス、取説では外せと書いてありますが、書いてあるとおりにしても固くて外れません。

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コネクタに押すところがあるようにも見えますが、びくともしないので、変に力を入れてハーネスを切ってしまうよりもこのままでバルブ交換できないか考えると、ボックス自体を引っ張り出しておけば少なくともロービーム(ゴム製ブーツを外してアクセス)は交換できそうなので、ハーネスは付けたままにしておくことにしました。このときボックスをうまく固定(か、持ち支える)しておかないとバンパーに置くことになり、養生していない場合はバンパーを傷つけるので注意。

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ライトボックスをやや持ち上げてみると、固定するツメが見えます。どうやらこれが固いらしい。

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こいつか。ちょっとグリスでも塗ってあれば...

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ロービームにアクセスしたところ。平べったいつまみをひねると外せます。交換自体は簡単なものです。ただしハロゲン球は素手で触ってはいけないと各所に書いてあるので、軍手を使い、取り付け時にもきれいにしておく必要があるようです。ま、それもさほど難しいことではありません。

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あとは外したとおりに組み付けるだけ。ボックスを戻す時はバンパーに擦らないように注意して行う必要があります。形が形だけに、はまるようにしかはまりません。ぐっと押し込めばガチャンという感じで固定されます。

やはり多少はキズもできる模様。たまたまドレスアップのテープを貼っていたのでそれがめくれたりする程度で済みましたが、やはり多少の養生はしておくほうが無難です。

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ボックスを取り付けたあとで、ブーツをかぶせ忘れたのに気が付いたりしましたが...

まあこれで純正ライトよりは明るいし照射角度も広く、いい感じです。ついでにボディサイドにもテープを貼ってみました。サイドモールは工賃込み4万近くするので、とりあえずは600円のシルバーのテープでいってみようと思います。カラーコーデがなつかしのブルートレインに似ている気がしますが...

もちろん寝台車は付いておりません。しかしシャープなフロントまわりだこと。

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光のスジにしか見えないな。まあ、それでいいんです。

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