POLO 1.2 TSI (6RCBZ) タイヤ交換 Michelin e-Primacy

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2022年は私事で冬場も毎日クルマを出すことになり、スタッドレスタイヤの磨耗が気になるところでしたが、いつもより2週間ほど遅く4月頭に夏タイヤにチェンジしました。その時は特段の問題を感じなかったものの、しばらくしてよく見ると、タイヤのサイドエッジに結構なひび割れを確認。去年まではなかったのに今年になって急に割れてきました。それでも6月ごろまではまあまあという感じでしたが、6月後半から急に暑い日があって、やはりバーストなども心配になります。そうなると乗心地も気になるようになり、やはりゴツゴツした感じが目立つようになってきました。前回交換から5年程度、溝はまだまだ十分残っていますが、クルマの寿命が来る直前にタイヤがダメになって交換してしまうと、クルマの寿命がきたらタイヤライフをかなり残したままさようならになってしまうので、早めに交換すべく検討に入りました。

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185/60R15というサイズはことMichelinではEnergysaver+くらいしかなかったのですが、最近になってPrimacyに該当サイズが追加になり、さらに電動車向けのe-Primacyが追加になりました。転がり抵抗がかなりよくなったとのことですがウェットグリップが落ちるらしく、ちょっと気になるので、まずは Primacy4をセレクト。しかも価格的に5年前のEnergysaver+と変わらないので、選ばない手はありません。

しかし発注するとPrimacy4はメーカー在庫がなく9月になるとのこと、これでは酷暑の中ひび割れたタイヤで走ることになってしまうため、やむを得ずe-Primacyにチェンジして発注しました。金額的には1本1,000円程度の違い。

かなり前、Peugeot時代にPrimacyを使うかどうか考えていて、その頃は高かったのでパスしていたのに、ベーシックタイヤのような扱いになっているのが面白いところです。

またもこちらのお店の世話になって交換作業を済ませ、走り出したところ、乗り味はかなり変わりました。5年走ったタイヤからのチェンジなので印象が違うのは当然ですが、かなりふかふかとした感じ。実際コンパウンドもつついてみるとかなりソフトに感じます。12年走ってへたったサスペンションでもまあまあの乗り味になります。これはいい感じ。ドライ路面は交換しただけで十分価値があったと言えます。なんとなくどろーんとした、ぬめぬめとした感覚で個人的には好みです。国産タイヤはエッジの効いたグリップとか言いますよね。

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それと、これもニュータイヤなので当然かもしれませんがトラクションが格段に向上。最近どうも周りに置いていかれることが多かったので、結構はっきりと良くなったことがわかります。あまり踏んでいると駆動系に負担がかかるか。

ちょうど交換2週間ほど前に高速道で豪雨に遭い、なんとか切り抜けたものの数回ハイドロプレーンになりかけましたが、それでもだいたい安定していたEnergysaver+から、このe-Primacyに変わってどのようにウェット性能になるのかが見ものです。また肝心の燃費は今のところ目に見える変化はなし。ロングドライブで違いが出るか確認したいところです。

後日記:燃費についてはまだ顕著な伸びは見られず。遠出したときにどうかです。それより変わったのはリフト&コースト時の滑走感。確かに転がり抵抗は少ないわ、と感じられます。高速道路でリフトしたときのスピードの落ちがかなり少ない印象です。滑走時間が長めなので、エンジンブレーキを多用する場合は要注意。それでいてトラクションはよいので、前後方向の特性がかなり違うように感じられます。ぶかぶかしているわけではなく普段のあたりがソフトなので、GOLF的な特性になったように思えます。購入検討中の方は、価格改定前にGETしておくとよさそう。

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