MacOSX 10.5 Leopard入りの外付けHDDを内蔵する(MacBookPro 内蔵HDD交換)

どうもMacで外付けディスクというとFireWireと印象があったので、USBディスクにインストールしたLeopardが快調に動くのは新鮮な感触。しかし、早めに内蔵しないといつまでも外付け起動することになるので、ASCII24の分解記事を参考に内蔵化作業の見当を付ける。トルクスの番手がT-6ということを確認。

一晩経って(10/27)トルクスドライバを近所のDIY店に買いに行ったら、どれもT-10ばかりでT-6がなく、20分ほど探してもダメで、次の予定もあったので断念。

その後、道中のKITCUTに寄ったもののやはりなく、HDD交換工賃¥5,000といわれたので5分ほど悩んだあと、工具が手に入らなければ次の交換時にも費用がかかると思いKITCUTをあとに。いつもたいていのものはあるが今日はダメだった。Macに手を入れるユーザーは多いんだし、対応トルクスは置いといてよ。

次は寺町へ。まずJ&Pで探したもののなく、ドスパラも同様。TWOTOPは工具自体がなさそうで、その先の電子部品屋に行くことになるのか...と思いつつ、最後の自作屋COMPROへ。まず一通り探したが見あたらず、しかたなく店内をぶらついて、もう一度詳しく見てみたら、なんとトルクスドライバのみのセットを発見。T-6だけでなくさらに小さな番手もあるので、なかなかよいセットだった。これでなんとかケースが開けられると安心。アプライド&COMPROえらい!

で、開けてみました。
他のブログでもあるように、ASCII24の記事通りにはいかない。まず、パームレストのパネルがそんなに簡単に外せるものではない。必要なねじを全て外すと若干浮くので持ち上げてみると、手前側ががっちり止められているので、簡単には外せそうにない雰囲気が漂う。結局、パネルを浮かせながら隙間に何かをこじ入れるしかなさそうだ。

外れたあとがこんな感じ。
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こじ開けているところは撮影できなかったけれども、要はグレーの縁取り部分の溝部分にへら(精密マイナスドライバーで代用可能)をこじ入れ、パームレストのパネルを上に押し上げるような感じで外していけばOK。外してみればそれほどのことでもなかったが、パネルを外すときにぽきんと折れるような音がするので少しびびる。あまり強くこじ開けると縁取り部分はプラなので傷がいくのと、フック部分も曲がったりするかもしれないので、1カ所ずつ慎重に作業すること。パネルを引き上げてみて、がっちり止まっている場所にフックがあるので、フックを内側に押すようにへらまたはドライバーを差し込めば外れる模様。アンダーパネルをてこの支点にすればなんとかなるでしょう。


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パネルは無理に持ち上げるとキーボードケーブルを傷めるので、ゆっくり持ち上げてコネクタを外す。脱落防止用のセロテープをはがすと、コネクタ部分の黒い緩衝材も一緒にはがれてしまう。セロテープにはがれた跡が残るので、自己修理の証拠になるのかな。


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ASCII24の記事とは違うのがHDD部分。Core2Duoになって変わったのか、Bluetoothアンテナなどを外す作業はなし。でもコネクタつきのケーブルがテープ止めされているので、これははがす必要がある。このMacはFujitsuのHDDでした。真ん中の丸い金属板は一体何のためにあるのか不明。遮熱板か?はがそうとしても全く歯が立たず、逆にラベルごとはがれそうになったので、そっとしておくことにする。モーションセンサーのパーツにしてはケープルもないし。


無事HGST 250GB HDDを収めたと思ったら問題発生。
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Do not cover this holeの部分にケーブルが来てしまう。しかし、ケーブルに余裕がなく曲げて止めることもできないので、仕方なく真上で固定。


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まあ完全に密閉したわけではないのでなんとか...

あとは外した順に戻していくだけなのですぐにできる。1点注意点としては、パームレストパネルの、液晶パネル直下のねじ穴部分。パネルから折れ曲がって飛び出ているので、ラフに位置あわせを行うと近くにあるスピーカー損傷のおそれがある。
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パネルは垂直におろしてアンダーパネルにはめるのがよいようです。

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無事起動成功。内蔵化したからかHDDが速いのか、Tiger比20%UP位のスピードに感じます。特にFirefoxはSafari並みになって大満足。

Dock? DragThingに比べると全然なので、右横に避けてあります。

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