POLO 1.2 TSI (6RCBZ) : バッテリー交換

POLOも9月に2回目の車検を迎えます。今回はフルに整備料などがかかるため、とにかく費用カットできるところは全てカットするということで、

  • バッテリー
  • プラグ
  • ワイパー

は自力交換をと考え自力で入手しました。バッテリー交換自体は306の時もやったことあるし(外した補充型のバッテリーをクルマ屋に持って行こうとしたらトランクで転倒して液が漏れシートが溶けた)、交換自体はそんなに難しいものではないはずです。

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適合表を見る限りではBOSCH SLX-6Cでよさそうなのでこれを購入。参考記事にあるBRITE STARでもよかったけど、このクルマにとっては初回なのでメーカー品にしました(といってもOEMなどで中身はいっしょか)。一応これだけでディーラーでの交換より2万円以上安い。

必要工具は参考記事にあるようにソケットレンチ10と13、13のボルトがかなり深いところにあるので、もともと持っていたラチェットのエクステンションでは足りず250mmのものを新たに用意しました。


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その13のボルトは配線に隠れ気味の奥底にあり、配線を傷つけないように外します。金属製の板を押さえているので、外した時に板ごと落下させないように注意。やや手が入りにくく、ソケットが外れた瞬間にどちらも落としてしまうと面倒です。


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外したところ。

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落とさないように拾い上げます。

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次にマイナス端子を外します。これは特に問題なし。


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その次はハーネス付きのカバーを外します。矢印で外すポイントが書いてありますが、やや固いので素手じゃないほうがいいと思います。


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まず上のカバーが外れたところ。

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固定しているボルトを外したらASSYごと外れます。

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プラス端子が見えてきたらこれを外します。もちろんこれら端子と金属が触れないようにする必要がありそうです。


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全てのハーネスが外れました。

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バッテリはVARTA製でした。こないだ台風の風がまともに入ってかなり汚れています。これを取り出します。ハンドルは付いていませんので力づくです。



外して新バッテリと比較します。


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サイズはほとんど差がないと思っていたらSLX-6Cのほうが数センチ長いようです。その分容量も多いはずですが重量も増えます(たぶん)。旧バッテリには保護シートのようなものが巻いてあります。しかし新バッテリは外周が長いので巻けません。あのギチギチで熱量も多かった306でもそんなの巻いてませんでしたから、まあいいでしょう。あとで聞いてみよう。


高さや奥行きは全く差がありません。というか、よく考えてみると適合表には書いてあったものの、あまり深く考えずに6Cを選んでしまい、これは大容量タイプで通常利用なら5Xでよかったんですな。電装品といってもACコンバーターくらいしかないし、容量が大きいから長く持つってものでもないし、だいいち重い。まあ買ったものはしかたないです。

思い起こせば新車購入が2010年9月、ほぼまる5年使ったわけで、よく持ったほうでしょう。バッテリー自体は3月の時点で十分容量がありました。その後夏場を通じても、バッテリーに起因するような問題は一切なし。やはりムダな電装品はないに限る。テレビなどもっての外です。


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新バッテリを格納します。サイズ的には問題ありません。むしろ旧バッテリのほうが余っていました。


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しかしさほど引っかかるところもなく、これでどうやって固定するのかな?スペーサーが必要なわけでもなさそうだし。まあとりあえず端子だけでも取り付けます。プラスから取り付けマイナスが後です。さっき点かなかったルームランプも点き、エンジンも問題なく始動しました。

サイズ的には本当にぴったりです。本来はBOSCHで、何かの都合(コストとか)でVARTAにしたとか?


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あとはハーネスを組み付け、最後のボルトを締め付けるだけです。ここでこのボルトと金属板の意味がわかりました。これでバッテリを止めているわけですね。

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外す時よりもさらにボルトと金属板を下に落としやすいので、少し気をつけてセットし、素手で少し回してからラチェットで締め付けて完了です。

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組みあがりました。

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確認せずに作業を始めたので、工具を揃えるのにホームセンターを何度も往復してしまいましたが、交換自体はそんなに難しくなく、これで2万円カットできるなら進んで交換したほうがよいでしょう(もちろん自己責任で)。

特にバックアップなどができるわけでもないので、時計やラジオは全部クリアです。空気圧警告灯は点かなかったしエンジン系の表示も特に問題ありません。パワーウインドウを試すのを忘れましたが、たぶんすぐ戻るでしょう。

オドメーターは残りますが、トリップメーターもクリアされるのを完全に忘れていて、ゼロになってしまいました。まあ毎回の給油時に両方を記録しているのでさほど影響はないのですが、ちょっと焦ったかな。

あとECUがリセットされているかどうか。いつもはDSGをリセットすると比較的パワフルになるのでよくリセットしてもらっていたのですが、今年の3月に2速変速時「ガラガラ」という音がして数秒トラクションがかからず。しばらくすると戻ったものの、あとで聞くとクラッチトラブルであろうとのこと、メーカー対応なら自己負担3万、対応がなければ22万ということに。その後5月以降は現象が出ていないので、おそらく学習によりやや安全なモードになっているのでしょうが、バッテリー交換によってそれがリセットされないかが心配なところです。

なおプラグ交換については、いまいち手では外しにくいところにあり、そのままキャップを引き抜くとコードをちぎりそうなので、ディーラーさんに任せることにしました。今までちゃんと見ていませんでしたが、結構シリンダーからむき出しで生えていることに改めて気が付きました。

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